東京-マニラ間はおよそ3,000キロで、空路約4時間の隣国です。そこに9,000万の人々が暮らしています。そして、フィリピンは日本と排他的経済水域が接しており、日本と直接国境がある国のひとつです。

バギオは、ベンゲット州の領域内にあり、どこの州にも属さない独立都市です。バギオは世界中に知られた観光地で、近くに世界遺産に登録されているコルディリェラの棚田群があります。

パラワン島は、熱帯雨林覆われた高い山岳地帯が島の大半を占め、南部のマンタリンガハン山 2086mが最高峰です。フィリピン『最後のフロンティア』と呼ばれる秘境で、生態系がよく残っており、エコツーリズムの対象となっています。

信者たちは、各地区ごとや教会ごとにナザレ像の複製を作り、それらを持ち寄ってキアポに集まります。お祭りのハイライトは、十字架に架けられた等身大の黒いキリスト像のパレードです。ディナギャン祭は、パナイ島イロイロ市で開催される感謝祭とサント・ニーニョを祝うお祭りです。伝統的トリブダンスやコンテストが開催されます。

バロック様式教会群 Baroque Churches of the Philippines (1993) フィリピンがスペイン統治下にあった16世紀に建てられた4つの教会が登録されています。これらは、ヨーロッパのバロック建築の影響を受けた石造の教会で、要塞としての機能を併せ持っていることで知られています。

現在では、社会全体のグローバル化が進み、アジア、ヨーロッパ、アメリカの国々から日本人と結婚する外国人も増加しています。日本人は、モンゴロイド、アリュート、メラネシアンなどの複雑な混血民族ですからさほど驚くべきことではないはずですが、なぜか日本人以外を受け入れない伝統がありました。さまざまな偏見や差別がある由縁です。役所の方針や手続きにもそれが現れていませんか？偽装結婚や重婚を取り締まるために、手続きが煩雑なのかもしれませんが本当にそれだけの理由でしょうか？国際結婚は、さまざまな問題に直面する苦い経験になるかもしれません。

フィリピン ツアーの皆さん！マビニ・エルミタ界隈は、ツーリストのための特別な地域です。パサイ市・ロハス大通り周辺、マカティ市アルナイス通り、元クラーク米空軍基地近隣のアンへレス市など、でもそれだけでフィリピンを判断していませんか？日本にもそういう特別な町や地区がありますが、日本中がそうだとは誰も考えません。フィリピンに限らずどこの国でも同じです。ツーリストが楽しむ場所とは別に、敬虔なカトリック教徒としてのつつましい庶民の生活があります。

近年フィリピンでは、マカティ、オルティガス、ボニファシオと高層ビルやニュータウンの建設ラッシュです。この国の経済を支えるのは、外資の進出ばかりではありません。国内総生産の10％以上を占めるといわれる海外労働者たちOFWの送金による生活レベルの向上にあります。一般家庭の収入では、数百万ペソの住宅などとても購入できません。しかし住宅需要は堅調なのです。それは海外労働者による経済の下支えがあることが大きな要因です。